2016年もサピックスひとり勝ち　その理由とは？

各塾の2016年度の合格実績が出揃ってきました。

桜蔭を見る限りでは去年より若干減っているので（171名→158名）、

むむ！サピックス1強時代に陰りか？

と思ったのですが、どうやら僕の早合点のようです。

サピックス一人勝ちの理由とは？というサブタイルの記事↓

読んで納得。

最難関中学の合格実績において、サピックスは日能研や四谷大塚、早稲田アカデミーなどの2位以下をほぼダブルスコアで引き離していました。

桜蔭に関してはすべてトリプルスコア以上での圧勝。

最難関を目指すならサピックス一択と言えそうです。

わが家がサピックスを選んだ理由

桜蔭受験を志したきっかけと同様、これも「下克上受験」の影響です。

物語の終盤328ページ、試験を終えて出てきた佳織のセリフにこうあります。（敬称略）

「いつか自分に子どもができたら絶対に桜蔭に行かせる」

「受験勉強してみてもうわかった。サピックスに入れて最上位クラスを維持できるように一緒に宿題とか見てあげるの。そしてね……楽勝で合格させてあげるの」

このセリフ、すごくないですか？

何度読んでも目頭が熱くなります。

・いつか自分に子どもができたら絶対に桜蔭に行かせる　→　小6で早くも将来設計！親子三代に渡る壮大なストーリーがはじまる予感！わずか1年半の受験準備でそこまで思わせる「桜蔭」の凄さ！

・もうわかった　→　悟り...

・サピックスに入れて　→　やっぱりサピックスか！そりゃ親塾一本で桜蔭って狂気の沙汰だもんねぇ...

・最上位クラスを維持できるように　→　最上位クラス（α1）！維持どころか、入れたことすらない！（うちの最高はα3）

・一緒に宿題とか見てあげるの。　→　うん、そこ重要だよね。

・そしてね……　→　そして？

・楽勝で合格させてあげるの　→　シビれるー！

もう完全に、桜蔭とサピックスと下剋上受験の宣伝になっていますが、大丈夫でしょうか？

・サピックスに入る　→　入るだけならそんなに難しくない

・親が宿題見てあげて最上位クラスを維持　→　入ってみて分かるけど、これがかなり難しい…

というわけで、親塾一本で桜蔭に挑んだ現役小学生にこんなこと言われたら、サピックスに入って宿題見てあげるしかないでしょう。

そんなうまいこといくのか？

結果が出るまで…

あと361日。

桜道造

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